劣化調査の為にipadpro11を購入
もう3月だというのに今年初めての投稿になります。
ZONDEを運営している私共、株式会社ゾンデではZONDEの普及と実益も考慮してZONDEを使用した調査も実施しています。
今年に入ってから大規模改修工事が数多く始まっており、おかげさまで私共にも現場での劣化図と劣化数量の作成依頼をたくさん受注いただきました。
本音を言えば、下地補修工事を受注されている業者さまにZONDEを使用していただく方が嬉しいんですがね。
ただ、こうして現場に入りZONDEを使用した調査を繰り返して言うと、今後のZONDEに取り入れたい機能のアイディアや、私やスタッフが利用している姿を見て興味を持っていただける方々も多くいらっしゃって、良い営業にもなっていると思われます。
弊社ではZONDEを利用するデバイスとしてiPad Air 2を使用しています。
9.7インチの画面サイズと性能が利用環境として適しているのが理由でした。
調査に入らせて頂いた現場によっては、外壁面積が大きいものや、尋常じゃない劣化の数がある建物もあります。
そういった物件であっても複数の図面と画板を持ち歩くことが不要で、ましてや4色ボールペンも不要。通信環境さえ確保していればタブレットと劣化確認用の打診棒とスケールだけで調査が可能です。
従来であれば、大きな物件ほど調査にも時間がかかり、数量の取りまとめも図面の作成にも時間がかかります。さらには人的ミスも増えます。
この問題を解決できるのがZONDEです!
これは自信を持って言えることです。
数多くの現場を調査してきて強くZONDEの良さを実感しています。
しかしながら、iPad Air 2ではZONDEの良さを活かしきれない現実にぶち当たってしまいました。
これまでは気にしていなかったのですが、メモリーの壁にぶち当たりました。
iPad Air 2自体は良い機体です。
しかし、CPUがA8でメモリーが2GBです。
さらには年末からこっちにOSのアップデートが複数回行われ、OS自体が消費するメモリー容量が増大していた事が判明しました。
具体的にどのような不都合が生じたかというと、1図面に対して劣化の入力数が200を超えた辺りから動作に異変を感じだします。そして300を超えてくると明らかに動きが遅くなります。500を超えてくるとツライです。
去年も1図面に対して劣化の数が500を超える物件はありましたが、問題なく作業出来ていました。それもあったのでシステム側の不具合ではないかと検証を重ねた結果メモリー不足との結論に至りました。
試しに2018年発売のiPad(第6世代)で試したところ、数が多くなると重くはなりますがiPad Air2よりは快適でした。
ちなみにiPad(第6世代)のCPUはA10でメモリーは2GBです。
違いはCPUだけなので、単純に処理能力の差が出たのでしょう。
今からZONDEの利用を検討されているかたは第6世代以降のiPadを検討してください。
そうは言っても会社の備品は簡単に買い替えとはいきません。
スタッフもいるので1台だけ買うわけにもいきません。
悩みました。
そして結論。
自費でiPad Proの11インチを購入しました!
auでセルラーモデルを購入したのですが、高かったです。
最近、手帳の電子化も検討していたのと、Apple Pencilも使ってみたかったので決断しました。
しかし、ここでも問題が。。。
長くなりましたので続きは次回にします。
もっと簡単に、もっと正確に。ZONDEは現場に楽しさを求めています。