表示劣化状況選択機能の追加
2017年12月27日より表示劣化状況選択機能を追加しました。
劣化図表示変更機能と併せて追加になっています。
劣化図表示変更機能では通し番号だけでの表示を可能にしていますが、こちらの表示劣化状況選択機能では劣化種別毎の表示が可能になっています。
ZONDEの特徴として、目の前の劣化状況をそのまま記入していくことで、種別ごとの集計を作成出来ることが上げられます。
ここにはZONDEとして強いこだわりがあります。
現場で白図に劣化状況を記入していく時に4色ペンで器用に書き分けていくパターンか、劣化症状を個別にひび割れだけ記入して、次に塗膜の浮き、爆裂。。。といった往復を繰り返して劣化図の落とし込みをしているパターンを見かけます。ZONDEでは一度に全て記入して無駄な往復を省き、効率的な劣化の落とし込みを目標に考えた入力方法ではありますが、劣化図のまとめ方としてひび割れだけ、塗膜の浮きだけで通し番号が欲しい会社もあります。
そんな要望にお応えして、尚且つ全般の劣化も記入していける形を模索した結果の新機能です。
一度劣化図を作成しておいてZONDEからの操作で『ひび割れ』『爆裂』『剥離』といった個別の症状のみの表示が可能になります。『ひび割れ』の中でもサイズ毎の表示や、『爆裂』の中でもサイズ毎、『剥離や浮き』の中でも仕上別での表示も可能になります。
使用方法
劣化図表示変更機能と同じ場所から変更が可能です。
図面タイトルと劣化図PDF生成ボタンの間に横三本のマークを押してください。ハンバーガーアイコンと呼ばれるマークです。
すると別画面が表示されます。
今回は『全て表示』の右側の下向き▼を押してください。
すると劣化種別が表示されますので、表示したい種別にチェックを入れて下さい。
表示された画面をスライドすると他の種別も表示されます。
これは0.3㎜基準の例ですが、『ひび割れ』項目の3つにチェックを入れると図面には『ひび割れ』が全て表示されます。「ひび割れ0.3㎜未満」だけにチェックを入れると図面には「ひび割れ0.3㎜未満」で記入したピン番号のみが表示されます。
『ピン番号のみをラベルに表示』のチェックを外せば従来通りの表示で「ひび割れ0.3㎜未満」だけが表示されます。
さらにこの状態から右上の集計ボタンを押すと、表示された劣化の数量だけが集計されます。
この時に選択した劣化の数量だけが集計されている点に注目してください。
この機能の追加によりひび割れの補修だけする人、剥離処理だけする人それぞれに症状ごとの図面と数量を渡すことが可能になるので、探す手間も省けると思います。
もっと簡単に、もっと正確に。現場を楽しくしていきます。
zonde.net